交通事故被害について
債務整理について
その他事件について
法律相談のご予約
電話でのご予約
メールフォームでのご予約
利他法律事務所
８０代 女性 検察審査会の手続きで民事事件を有利にする
ご相談内容
自転車で信号機のない交差点に進入した被害者（８０代後半の女 性）に加害車両が衝突した事案でした。被害者は、頭部外傷により、脳挫傷・頭蓋骨骨折などの傷害を負い、高次脳機能障害が残存しました。被害者には事故当時の記憶はありませんでした。加害者は、被害者が突然跳びだしをした、自分が被害者だなどと主 張して、刑事処分はされておらず、無罪の状態でした。加害者保険会社からは、低額な損害賠償金の提案がされていました。弁護士の活動
すぐに被害者の自宅に行きました。被害者は言葉がうまく話せず、意思疎通が困難な状態でした。動くのも極めて緩慢でした。酷い状態でした。救急搬送記録・刑事記録・病院の記録などを取り寄せました。刑事記録を見た瞬間無罪はあり得ないと思いました。 図面上事故現場の周りは、田んぼであり視野を遮るものは何も有りませんでした。直前跳びだしはありえないからです。直ぐに事故現場に行って見ました。事故現場の周りを何度か車で走行しました。事故現場周辺は、すべて見渡せました。前を見ていれば、事故現場の遙か前から自転車がくるのは見えるのです。突然跳びだしは不可能でした。そこで、検察審査会に不起訴は不当であり、起訴すべきであるとの申し立てをしました。すると、検察庁の方 から加害者を刑事処分にする旨の連絡が入りました。罰金刑に処せられたのです。その後、静岡地方裁判所に訴訟を提起しました。 １年以上過失相殺について争われました。そして、裁判所は、加害者の過失８０％被害者の過失２０％との判断を下しました。被害者は、自賠責金と併せて４５００万円を得ることができました。弁護士からのコメント
警察の作成した実況見分調書にも、間違いはあります。警察によって、被害者の跳び出しなどを理由にして、被害者が一方的に悪いと決めつけられても、諦めないでご相談下さい。道が開ける可能性があります。交通事故被害のご相談は利他法律事務所へ
交通事故に遭ってしまったら，まずは利他法律事務所にご相談下さい。
交通事故被害に関する初回法律相談は，無料です。