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利他法律事務所
５０代 男性 休業損害の事情を聞かない保険会社
ご相談内容
被害者は、軽度ですが後遺障害（頸椎椎間板ヘルニア・むち打ち症）を残す程の怪我をしましたが、仕事を休むことがどうしてもできず、休憩時間や、早番、遅番の時に通院をしながら仕事に行きました。しかし、保険会社は、これを「症状がないから仕事に行けている。だから、労働能力に関する賠償金は支払わない。」と主張しました。示談金額提示は７６万円でした。そこで、被害者は「仕事に行ったから支障がなかったなどと言われたくない」と訴えるため弁護士へ依頼しました。弁護士の活動
保険会社と交渉を始めましたが、とにかく自社基準でしか払わないの一点張りで話にならず、裁判となりました。保険会社は、賠償金を払わない為に、多額の費用や手続きを駆使し、反論しました。裁判は高等裁判所まで移行し、最終的には自賠責分含めて３７０万円の判決が言い渡されました。弁護士からのコメント
保険会社は、裁判所で３００万円以上の判決になる案件で７５万円の提示をしてきた挙句、一切交渉の余地なしという極めて悪質な対応でした。保険会社は裁判を苦にもしません。被害者に払うことは散々渋るのに対し、払わない為の費用や手間は惜しまないのです。被害者の方は、「めんどくさい、よくわからない、早く終わらせたい」と誰もが当然に思う事でしょう。しかしながら、屈することなくこのケースのように裁判にすることで何倍も変わってくることもありますので、負けずに戦ってほしいと思います。交通事故被害のご相談は利他法律事務所へ
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